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野鳥の写真を撮るために必要なこと

カテゴリー: 特集のお話 | 2017.01.11 Wednesday

 

330号特集「野鳥撮影のススメ」の中で、

「チェンマイの野鳥」コラムのコラムニストであるKhun Marutさんによる

最近のカメラ事情や撮影テクニックについてのアドバイスを書いた原稿を寄せて頂きました。

本誌では掲載できなかった部分も含めた全文を5回に分けてご紹介します。

最終回 レンズの焦点距離と画角


カメラの望遠の度合い(もちろん広角の度合いも)は

レンズの焦点距離で決まります。

レンズがカメラの焦点面に結ぶ像の大きさは

レンズの焦点距離によって(一元的に)決まるのですが、

焦点面の像の大きさは同じでも、

カメラの画像センサー(フィルムカメラのフィルムに相当します)の大きさによって

切り取る像の範囲が変わりますので、

画像センサーの小さいカメラでは切り取る像の範囲が狭くなり、

同じ焦点距離のレンズを使用しても結果として

望遠レンズを使用したのと同じ結果になります。

 

と言うことで、機種によって画像センサーの大きさは異なりますので、

カメラの望遠(広角)の度合いを表すには、

レンズの焦点距離で表すよりも「画角が何度である」と表現する方が正確なのですが、

慣習で、レンズの望遠(広角)の度合いを表現する時は、

そのレンズと同じ画角を持つ35mmフィルムカメラ用レンズの焦点距離を用いて、

例えば「(35mmフィルムカメラ用レンズの)500mmに相当する望遠レンズ」と言う風に表現しています。

(「35mmフィルムカメラ用レンズ・・・・に相当の」はしばしば省略されますので、

誤解しておられる方も多いかもしれません)

 

 

言い換えますと、35mmフィルムカメラでは、

(人間の目で見た時の画角に近いと言われる)焦点距離50mm(視野角46度)前後のレンズを標準レンズとして、

それよりも焦点距離の長いレンズを望遠レンズ、

短いレンズを広角レンズとしていましたので、

センサーのより小さいカメラにおいては、

もっと焦点距離の短いレンズが標準レンズになり、

例えば、筆者がメインで使用しているマイクロフォーサーズ規格のカメラでは

25mmレンズが標準レンズになり、

300mmのレンズは、35mmフィルムカメラでは

600mmに相当する超望遠レンズになります。

 

もっとセンサーの小さいコンデジといわれるカメラにおいては、

300mmのレンズが、(35mmフィルムカメラ用の)2000mmにも相当する超々望遠レンズになるものもあります。

 

 

筆者のブログ

Khun Marut(タイ語でマルさん)のタイ日記

 

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