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チェンマイ・タワンデーン

カテゴリー: チェンマイ・話題ほか | 2005.02.26 Saturday

 

(CHAO45号「北タイでドントリー」より転載)
 2月4日、チェンマイ花祭り初日の夜、市街西、Nimmanhemin通りのライブレストラン、タワンデーンへ。
タイ国内で13店舗あるという同店。このチェンマイ店はテーブルで250、つまり1000人は収容可能という巨大さ。この規模はバンコクの大型レストランにも勝るとも劣らない感じです。入場の際に4人で1000バーツのチャージ料(ウイスキーのボトル料込)。
今晩のお目当てはプレーン・プア・チーウィット(命のための歌)のジャンルでも熱狂的なファンの多いマリワナ。
 プア・チーウィットは70年代の民主化闘争、学生運動の中から生まれ、以前はタイの社会問題を提起・告発する歌が中心でした。プア・チーウィットではカラワンやカラバオが有名ですが、マリワナはそれよりも若い、新しい世代のプア・チーウィット・バンドと言えるでしょうか。
午後11時、マリワナのLIVEが始まります。リードヴォーカリスト、カターウット・トンタイが登場するとひときわ大きな歓声が上がります。突き抜けるようなトンタイの声が会場内を満たし、一気に観客を惹きつけます。マリワナの魅力はこのトンタイの圧倒的な歌唱力に負う所が大きいです。
5曲目には代表曲♪セェーング・ジャン(月光)を。ピアノの物悲しい旋律に、切々と歌い上げるトンタイのハイトーンヴォイスが絡みます。「毎日毎日オマエが恋しいんだ」と月の夜にフェーン(恋人)を想うラブソング。

 マリワナは名前のごとく70年代のブルースロック、そして時にピンクフロイド、イエスを彷彿とさせるプログレ的な香りも持ったバンドなので、シンプルな楽曲の多いプア・チーウィットの中でも一味違うかと。ちなみに同行した日本人女性のマリワナ評は「カラバオよりPOPな感じ」とのことでした。

 1時間半余りでショーは終了。同レストランでは3月9日にカラバオのライブが控えています。
タワンデーン(チェンマイ店) 電話 053-400801〜4 人気アーティストの場合、テーブルの予約をお勧めします

文 匠武士(たくみたけし) タイで想う日々

 

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