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チェンマイ・ロングステイが報道特集にて

カテゴリー: ロングステイ関連 | 2005.04.03 Sunday

 

報道特集(TBS系17:30〜)にてチェンマイで取材された以下のニュースが放送されました。
老後の夢の海外生活・中高年を待ち受けるワナ
〜光と影・定年後の海外生活〜

61万9269人、これはいま海外でロングステイ(長期滞在)をしている日本人の数。この10年間で20万人も増加。特に50歳以上の中高年が増えている。

しかし、海外での不動産トラブルは続発。タイはもちろんマレーシア、フィリピン、インドネシアでも外国人は土地・家・所有不可。

「まもなく団塊の世代の大定年時代。もしロングステイをおくるなら十分その国の事情を調べて」とは、田丸美寿々キャスターの談。



CHAO連載コラムロングステイの光と影
報道特集 4月3日(日)放送17時半〜
老後の夢の海外生活・中高年を待ち受けるワナ
〜光と影・定年後の海外生活〜

<スタジオ>
田丸美寿々キャスター。
61万9269人、これはいまロングステイ(長期滞在)をしている日本人の数。
この10年間で20万人も増えています。特に50歳以上の中高年が。
でも楽しいことばかりではないようです。
タイでのケースを取材しました。

<VTR>
3月10日成田空港、Sさん(66)がチェンマイに向かう。
タイに家を建てたSさん、初めての長期滞在となる。
「楽しさでいっぱい」

タイランド。
平均気温28度の温暖な気候
風味豊かな料理、仏教国。
タイには1998年にロングステイビザ制度が出来た。
・50歳以上の日本人
・労働目的でない
・1年間滞在→タイ国内で何回でも延長可

チェンマイのSさんの家。
妻には先立たれたが、
「私自身が満足、こんなところに住めて」
高床式の贅沢な家。
650平方メートルの敷地。
建築に掛かった費用は日本円で5百万円以下。
こうした暮らしを手に入れようと
およそ400人の中高年がチェンマイを訪れたという。

だが、高まる人気とは裏腹に事件が増えている。

タイ・チャンネル7のニュース
2001年11月放送、
タイ人の妻に浮気された日本人が
妻と浮気相手のタイ人を射殺し、自宅放火、自分も自殺。

チェンマイにロングステイして3年目の
ワタナベ(仮名)さんにインタビュー(モザイク)。
お金目当てで日本人に近寄るタイ人女性が多い。
携帯、ネックレス、車、家、いろいろ買わされ、
日本に帰っているうちに売られてしまう、など。
ワタナベさんもタイ人の妻に600万円相当騙し取られた。
「50、60歳の男性と20代の女の子がどうして結婚します?
お金のためですよね」

日本人がトラブルに会う共通点は土地や家の購入をめぐるモノ。

タイ人弁護士のコメント
「外国人は土地付きの家を購入できません。
どんな誓約書を交わそうが日本人には何の権利も無い」

さきのSさんはどうなのか?
Sさんはタイ人大家の名義で買った。
いわばタイ人の友人から、無償で「借りている」、
生涯占有するという約束を交わしているに過ぎない。
不安は「ないことはない……」とSさん。

トラブルに巻き込まれる日本人夫婦。
ロングステイ2年目、マツモト(仮名)夫婦(モザイク)さんにインタビュー、
一昨年、下見でチェンマイを訪れた際、
案内役の日本人男性に、1千万バーツという値段を家を薦められた。
マツモトさんは「日本人は家を購入できない」ことを知っていたのでトラブルは逃れたが、
家の購入を断ると3日間のアテンド代で12万円など根拠の無いお金を払わされた。

取材陣は、現地に不慣れな「日本人をだます日本人」に会いに行く。


だます日本人の一軒家外景、モザイクをかけて、女性ディレクターがインタビュー(声のみ)
「私は日本人に家を斡旋販売している」とあっさり認めるその男。
どうやって売るんですか?
「一番いいのはタイ人妻の名義を借りて」
妻の名義を借りる手口を話すが、これは違法。

再び、タイ人弁護士、
「タイ人の名義を借りて家を購入することは絶対に出来ません」

タイで土地や家を購入するには
単に名義がタイ人であるということだけでなく、
購入資金もタイ国内で稼いだモノという証明が必要。

その点を男にただすと、
「私は(お世話した日本人から)お礼の手紙とか頂いてますよ」とうそぶく。

日本人向けの雑誌やホームページに違法な広告も氾濫している。
「土地や一戸建てが買える」と。

そんな広告を出しているチェンマイの仲介企業を尋ねる(緑の看板にモザイク)。
「いまここ(=一軒家)はあまり紹介しないように(上司に)言われている」と女性窓口。
しかしこの企業のホームページには、
「安全に土地の所有が出来る方法を提案できます」と書かれている。
その点を責任者にただすと、それは(その表記は)問題がある、と。
「お客様には日本人は購入できないと説明している」と。
しかし、ホームページの表現については口を濁す。

この企業が広告に載せている家を訪ねてみた。
そこは、タイ人業者が開発し、その日本仲介企業とも関係ない。
開発したタイ人は、
「私たちの許可を得ずにあの会社が勝手に(日本人向けと)広告を出している」と。

5年ほど前に設立された東京・品川区の「南国暮らしの会」
「(家を)借りることをオススメしています」と池田徳三郎会長。
国内外に千人以上の会員があるというこの会では、
タイで土地付きの家を絶対に買ってはいけないとアドバイス。

再びチェンマイ。
「南国暮らしの会」で学んだご夫婦にインタビュー。
家賃6万円の一軒家、快適な第二の人生。
母親(90)は体調も良く、
日本では年5万円掛かっていた医療費も3千円程度に。
月1万円で雇う家政婦が母親の面倒や家事を助けてくれる。
ただ日本食材を手に入れるのにはお金が掛かる、
「太陽があんなにきれいだと初めて知った」とチェンマイの魅力を語るご夫婦。

光と影が混在する海外ロングステイライフ……

(以上、VTR15分)

スタジオに下りて田丸キャスター、パネルを交えて説明。
タイのロングステイビザの申請はここ3年で3倍に増えている(2004年で203人)。
改めて、ビザを申請できる条件
・50歳以上の日本人
・労働目的でない
タイ国内に240万円以上の預金残高があること。
タイはもちろんマレーシア、フィリピン、インドネシアでも外国人は土地・家・所有不可。

まもなく団塊の世代の大定年時代がやってきます
海外での不動産トラブルは続発。
もしロングステイをおくるなら十分その国の事情を調べて。
(以上)

 

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